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WordPressでプレビューを他の人に確認してもらう方法

WordPressでページ公開前にお客さんに最終チェックしてもらう場合、どのような方法を取っていますでしょうか。

①画面全体をスクリーンショットでチェックしてもらう

Chrome、Firefoxを使用していれば「Awesome Screenshot」という拡張機能・アドオンでプレビューページ全体をスクショして画像・PDFをメールで送ればOKです。

Awesome Screenshot

Awesome Screenshot

Chrome拡張機能
Awesome Screenshot

Firefoxアドオン
Awesome Screenshot

ただ注意が必要なのは「既存ページ」を変更する場合、お客さんからOKをもらうまでの間、変更した記事の保存ができません。OKが出るまでに時間がかかる場合は、記事内のソースを全選択してどこかに保存しておく必要があります。

ちなみに万が一誤って更新していたページを消してしまった場合は、リビジョンで自動保存されているので復元すれば大丈夫です。

②プラグイン「Public Post Preview」を使用する

スクリーンショットだと思った感じと違うように伝わってしまう場合は、プラグイン「Public Post Preview」を使用してお客さんに確認してもらう方法もあります。

Public Post Preview

ただし、「既存ページ」を変更する場合には一旦そのページを下書き状態にする(=非公開)にするか、公開のままにしたい場合は、複製(Yoast Duplicate Postプラグインを使用すると楽です)をして下書き保存する必要があります。「既存ページ」では以下の設定表示は出てきません。

リンクは48時間有効でその後リンクは期限切れとなります。
時間を伸ばす場合には以下をfunction.phpに追記します。以下は5日間の例です。

add_filter( 'ppp_nonce_life', 'my_nonce_life' );
function my_nonce_life() {
    return 5 * DAY_IN_SECONDS;
}

または、Public Post Preview Configuratorプラグインを使用します。

プレビューページの問題点

プレビューページは基本的にログインしないと見ることができない

WordPressはページ公開前にお客さんに最終チェックしてもらいたい場合、プレビューのURLを送ってもログインしていないと見ることができません。ログインしないで見ると「新規ページ」を作成した場合は404エラー、また「既存ページ」を変更した場合は以下のようになります。

お客さんにログインしてもらうのには問題も

例えば、管理者アカウントで「既存ページ」を変更した場合、お客さんにも管理者アカウントでログインしてもらうことを考えると管理上の問題が起こる可能性があります。そうなると管理者アカウントとは別に「共有可能な編集者アカウント」で更新するという方法も1つあります。

ただ、それでもお客さんがログインして編集できる状況になることが望ましくなかったり、そもそもログインする手間がかかったり、編集用アカウントを作ることにそもそも問題があるという場合には、画面全体をスクリーンショットしたり、プラグインを使用してチェックしてもらうと良いでしょう。