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BackWPupがエラーの場合はUpdraftPlusが便利

2013.08.31更新

以前はファーストサーバーでデータが消えたり、つい最近はロリポップで大きなトラブルがあったりと、 レンタルサーバーでも万が一のトラブルに備えてバックアップを定期的に取っておくことはとても重要です。

結局はバックアップさえ取っておけばなんとかなるものです。(個人情報とかが無ければ・・・)

BackWPupは便利だがワケがあって使えない場合も

以前、WordPressのバックアップに便利な、BackWPupプラグインを紹介しました。
WordPressのバックアップにはBackWPupプラグインが便利

ファイルもデータベースもすべて自動で定期的にバックアップしてくれるので、いざという場合のためにとても重宝されるプラグインです。 WordPressを利用している人はみんな入れても良いくらいではないでしょうか。

ただ、ごくまれにサーバーの環境や他のプラグインとの相性で使用できない、という場合があります。

ロリポップでWelcartを使用している場合はBackWPupが使えない

例えば、ロリポップでショッピングカートのプラグイン、Welcartを使用しているとBackWPupプラグインは使えません。 ロリポップではphpのバージョン5.4の設定にしないとBackWPupプラグインが使えませんが、 一方でWelcartプラグインはphp5.4に対応しておらず、php5.3で動かさないとエラーが出ます。(2013年8月現在) なのでこの2つのプラグインの共存が出来ません。

WP-DBManagerプラグインも有名ですが、こちらはデータベースのみのバックアップなので、ファイルまで消える事態になると元に戻りません。なので定期的に手動でファイルをダウンロードする必要がありますが、手動は管理が面倒なので忘れてしまったりするリスクがあります。

Welcartがphp5.4に対応してくれれば早い話ですが、待っていてもしょうがないので、このような場合はUpdraftPlusプラグインをオススメします。

最近人気?のUpdraftPlusプラグインで全てのバックアップが可能

UpdraftPlusプラグインは最近人気プラグインリストにも顔を出しています。

UpdraftPlus – WordPress Backup and Restoration

下記でデータを保存することが可能です。

Amazon S3, Dropbox, Google Drive, Rackspace, FTP, SFTP, WebDAV, email

Google Driveでもできる点が良いですね。Google Driveへの詳しい設定は下記のページがとてもわかりやすいです。
WordPressをGoogleDriveに自動バックアップする方法

もともとBackWPupプラグインではDropboxを使用していたので同じくDropboxを利用できる点は嬉しいです。

BackWPupに劣る点を挙げるとしたら・・・

BackWPupに劣る点を挙げるなら、下記のようなところです。

  • バックアップ時間が長い(BackWPupは10分だったのが→30分くらいかかる)
  • ファイルやデータベーステーブルの詳細選択ができない(データベースは全て。ファイルはどれを除くかくらい)
  • スケジュールで何時何分単位の設定はできず、4時間/8時間/12時間/1日/1週間/2週間/1ヶ月ごとで、設定を保存した時間が基点となる

でも普通にバックアップする分には全く問題無いです。全て自動でバックアップしてくれるのはありがたい。

BackWPupと共存できるようになるまでの繋ぎとしても十分ではないでしょうか。

【追記9/8】
GoogleドライブやDropBoxにバックアップをすると、以前のバックアップファイルが消えてしまう場合は、下記のところでバックアップを残す数を設定することができます。(わかりづらかったので・・・。)

過去のバックアップを残す数を決められる

過去のバックアップを残す数を決められる

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