活用できていないWEBサイトの生かし方(2013年8月版)
2013.08.15更新
今回は基本にかえって、活用できていないWEBサイトの生かし方です。
WEBサイトを生かしきれず、放置したままということはよくあることです。
数年前と今とでは活用方法も少しは変化してきているので、ここでもう一度WEBサイトの活用方法を状況別に確認して行きたいと思います。
WEBサイトを活用しなくても仕事が回っている、などの場合はもちろん無理に手をかける必要は無いと思います。手をかければそれなりの時間が必要になるので「少しはWEBサイトからも売上を」と考えている場合に確認していただければ良いと思います。ちなみに広告などに費用をかけないで行う手段を中心に書きます。
1.アクセスが増えない場合
WEBサイトの公開当初や全く手をかけていない場合です。アクセスはまず増えません。 まずはいかに露出するか、というところがスタートです。
検索でひっかかるページが少ないのでブログなどで記事を増やす
記事を増やせば増やすほど検索から人が来る可能性が高まります。私が担当しているWEBサイトにおいては記事の数に比例してアクセス数も上がっていますので更新すればするほど効果がある、ということになります。
ただ記事の内容は日記ではなく最低限業務に関係する内容で、お客さんとなる人が疑問に思って調べそうなことに対する答えを書くほうがより有効です。
WEBサイトを紹介できるところにはできるだけ掲載しておく
例えば、Googleプレイスの登録、地域情報WEBサイト、同業紹介WEBサイト、Twitter・Facebook・Google+などのソーシャルメディアでの告知くらいもあれば十分かと思います。
2.問い合わせが来ない場合

ブログ記事の更新を続けていけばそれなりにアクセスは増えてきます。でもそこから問い合わせが来ない場合は下記を検討してみると良いと思います。
アクセス解析ツールでWEBサイトのどこが問題なのかを分析し改善する
少し知識が必要になりますが、アクセス解析ツール(主にGoogle Analytics)を使用してWEBサイトでどこが問題なのかを分析する必要があります。これがないと勘だけでWEBサイトを直すことになり、それが成功しているのか失敗しているのかもわかりません。必ず客観的な数字を見る必要があります。
サービス・商品がうまく伝えられているかを検討する(競合の調査をする)
お客さんにサービス・商品の魅力が伝わっていない可能性がありますので(そもそもサービス・商品自体が失敗している場合もあります)、競合を分析するなどしてサービス・商品自体の内容、見せ方、伝え方で負けていないかを確認すると良いかもしれません。
3.問い合わせは来るが売上につながらない場合
問い合わせが来るとお客さんが見えてきます。でも問い合わせが来るだけで売上につながらなかったり、例えば見積もりだけ聞かれて終了、などという場合もあります。そんな時は下記を検討してみると良いと思います。
ブログ記事の内容をシフト、またはWEBサイトのコンセプトを変更する
望んでいるお客さんが来ていないので、より売上につながりそうなお客さんに合わせて記事を増やすようにシフトします。もしWEBサイトのコンセプトそのものが売上につながりそうなお客さんに合っていない場合には、コンセプト自体をシフトをするか、場合によっては別WEBサイトを立ち上げることも検討します。
問い合わせフォームの項目内容を練る
問い合わせフォームの項目内容を練って売上につながりそうなお客さんだけに絞るという方法もあります。
基本は「いかにお客さんを知るか」ということ

以上のようなことは基本的なもので、業種によって変わってくる場合もあります。なので1つのヒントとして受け取ってもらえれば良いかと思います。
全体に通じて言えることはいかにお客さんを知るか、ということです。 お客さんの気持ちになってWEBサイトを見れば、自然と解決案も浮かび上がってきます。 その他、WEBサイトについて意見をくれた人の言葉をしっかり受け止めることも重要です。
私の運営経験上、本当に小さな積み重ねが大切で、急に売上につながることなんてほぼありません。お金をかけて広告を使っても売上につながらない事もあります。
WEBサイトは気にすれば気にするほど、手をかければかけるほど売上に必ずつながってきますので、ぜひ時間をかけて育ててみてください。
もしハードルがあったり、自分だけでは難しいのでアドバイスが欲しいという場合には、そのようなサービスも行っていますのでご相談ください。
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